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ホイールの選択肢としてのアルミ

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クルマは個人の好みにカスタマイズできる商品です。外装から内装、オーディオやナビゲーション、ホイールなどが好みによってチョイスできるよう、オプションが数多く用意されています。

そんなオプションとして、最初に挙げられることが多いのはホイールでしょう。たいていのオプションのホイールは、もともとのホイールよりも値段が高いものですが、それは素材が鉄(スチール)からアルミに変更になっていたり、サイズが大きくなっていたりするからです。ちなみに、オプションのホイールはほとんどがアルミ素材で、つまり「オプションホイール≒アルミホイール」というのが現状です。

その他としてはマグネシウム、カーボンなどがあります。ちなみにF1では2022年のホイールはBBS社の日本鍛造マグネシウムホイールが使われる予定です。

サイズアップは、単純にモノが大きくなるわけですから、高値の理由として理解しやすいでしょう。鉄からアルミになるので重量あたりも体積あたりでも高くなります。では、高値を承知の上でアルミに変更する理由については御存知でしょうか。

ひと口にアルミホイールといっても、その選択肢はあまりに多い。

なぜオプションのホイールは(ほとんど)アルミなのか、それにはいくつかの理由があり、一般的には「見た目が良くなる」「燃費が良くなる」「ハンドリングが良くなる」といわれています。確かに、オプションのアルミホイールにはいろいろなデザインが用意されていますから、「見た目が良くなる」に関しては誰もが納得するはず。

では、「燃費が良くなる」と「ハンドリングが良くなる」というのは本当なのでしょうか?

クルマの燃費をよくする方法は、いろいろとあります。エンジンやトランスミッションを改良して抵抗や損失を減らし、燃焼効率を高める。空気抵抗を減らす。タイヤの転がり抵抗を少なくする。そして重量を減らす。こうしたことを実施すると燃費はよくなります。ただし、エンジンやトランスミッションの改良、空気抵抗を減らすといったことは、自動車メーカーの仕事。普通のユーザーが愛車にできるのは、タイヤと重量の改善です。

低燃費タイヤへの交換については本稿の趣旨とずれるので割愛しますが、重量の改善という意味においても、タイヤおよびホイールの交換は定石のひとつといえるでしょう。

というのも、タイヤとホイールはあわせると相当な重さになるからです。もちろんそれらのサイズが大きいほど、重量はどんどんかさみます。ざっくりいえば、軽自動車がよく履く13インチのタイヤとホイールで1本あたり約12kg、「プリウス」程度の大きさのクルマが使う16インチで20kg程度になり、それが1台につき4本もあります。意外と、タイヤ&ホイールは重量物なのです。

しかしアルミはスチールに比べ強度が低いため他の素材を含めて強度を上げているアルミホイールも多く結果的に重量が変わらないものを多いため軽量化目的で購入するときはよく確認してから購入しましょう。

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