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危険なハンドル操作

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片手ハンドルとはその名の通り片手でハンドルを操作することです。

最近の車はATが大半を占めており片手片足で操作できてしまうほど簡単かつ楽になっています。(簡単すぎて小学生が勝手に運転してしまい事件になるほどですが)

スマホ片手に運転(ながら運転)するのは当然違反ですが片手ハンドルだけでも危険な行為です。安全運転義務違反になることもあります。

咄嗟の際に避けきれませんし、雨や雪などで路面が悪い時にはスリップに対応しきれなくなります。

次は内かけハンドルです。内かけハンドルとは、ハンドルの内側を握って操作をすることを指します。通常のハンドル操作では基本的にハンドルの外側を握り、これは自動車教習所でも必ず教わります。

まず、なぜ内かけハンドルをする方がいるのかについて解説します。内かけハンドルは通常のハンドル操作と比較すると、力を加えやすいのが特徴です。そのため、トラックのような大きなハンドルを操作する際に利用されるケースが多くありました。

また昔の車はパワステがなくてハンドル操作が難しかった(重かった)為、通常のハンドルの持ち方だとうまくハンドルを回すことができない方がいました。そのため自然と内かけハンドルを行うようになったと言われています。

ただ、現在の車のハンドル操作は軽く誰でも楽に操作でき、通常のハンドル操作でも十分に大きな力を入れられるので、内かけハンドルのメリットはないといえるでしょう。

一方、内かけハンドルによるデメリットは存在します。それは逆方向にハンドルを切りにくい点です。内かけハンドルは、どうしても一定の方向にしか力を加えることができません。

そのため、急な飛び出しなどで逆方向にハンドルを切らなくてはいけない場合は、操作が非常に難しくなります。片手ハンドルと同様に、緊急時の対応が難しくなってしまうハンドル操作であるため、絶対に行ってはいけません。

従来の車の多くはハンドル内部にエアバッグが搭載されています。内かけハンドル中にエアバッグが作動した場合、肘関節に逆方向から力が加わってしまいます。そのため、腕を負傷する可能性もあります。

正しいハンドル操作で安全なドライビングライフを過ごしましょう!

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